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2009年1月11日 (日)

古典からみた日本のエロスと韓国のエロス

 タイトルからエロティックな内容を期待される方もいるかもしれませんが、全くエロくも何ともない記事なので、タイトルから来られた方には、申し訳がありません(笑) 

 今回は韓国と日本の代表的な古典的文学作品について焦点を当ててみようと思うのですが、ご存知の通り古典はその国の文化の根となるもので、後世(つまり今のわれわれ…)に、大なり小なり影響を与えているものであると言う事ができます。 

 日本の代表的な古典文学というと、やはり『源氏物語』だと思います。イケ面美男子の光源氏が、母への思慕から女性遍歴を繰り返すという話で、心理描写の巧みさや、文章の美しさや美的感覚の繊細さから、日本文学の最高傑作と言われています。

 光源氏自身の数多くの恋愛遍歴や、光源氏の死後の孫達の恋まで物語として書かれていて、『源氏物語』は長編恋愛小説といって間違いないのですが、その中で表現されるエロスとして、光源氏が空蝉を慕って行った「夜這い」や、人妻や愛人と秘密の恋を楽しむ「逢瀬(おうせ)」などを挙げることができます。

 現在の日本を見ても、さすがに夜這いをする人は、建物の構造上いなくなりましたが(笑)、「恋愛の延長線上で男女関係を結ぶのは当然だ!」という考えや、「不倫や浮気の愛の中にたまらない刺激を感じる!」といった認識が、かなり文化として社会の中に根付いていると感じたりします。 全員がそうだという訳ではなく、傾向として… (^_ ^ ;

 

 韓国での古典文学の代表というと、李氏朝鮮時代の説話の『春香伝』を挙げることができます。「両班(貴族)の息子の夢龍(モンニョン)と、妓生(日本の遊郭のような高級娼婦)の娘の春香(チュニャン)が永遠の愛を約束し、男女関係を結びます。その後、父に従い都に帰ることになった夢龍と春香は、再開を誓いつつ別れることになります。新しく赴任した卞(ピョン)府使は、春香の美しさの噂を聞き、妾になることを命令しますが、春香は夢龍への貞節を守ることを主張して従いません。結局、卞府使は春香を拷問し投獄します。そのころ夢龍は科挙に合格して官吏となり、暗行御史(日本の水戸黄門のような密偵)として春香の住む地方に潜入し、夢龍は卞府使の悪事を暴いて彼を罰し、春香を救出します。その後、二人は末永く幸せに暮らしました。」という感じのあらすじです。

 儒教が国教であった李氏朝鮮時代の話なので、非常に儒教色が強いと言えますが、「初愛を守り通す!」というストーリーは、現在の韓国でも「冬のソナタ」などを始めとする純愛ドラマや映画などの中で、良く見かけるテーマーとして存在します。

 また、『春香伝』の中には夢龍と春香の間の性的描写もかなり過激に書かれていますが、「お互いにあまり男女関係に詳しくないほうが、逆に濃厚なエロスになる」という、現在のエロスに対する考えとは逆説的なものを、『春香伝』は表現しているのではないかと感じさせられます。

 以前韓国の姦通罪について書いたことがありますが、そういった法律が現在の韓国社会の中で生き続けるというのも、『春香伝』的な男女関係に対する憧れが、韓国人の潜在意識の中にあるからではないでしょうか。 記事へのリンクは以下☆

韓国の姦通罪について

 現在は日本も韓国も、アメリカやヨーロッパの文化の影響が非常に強いので、古来からの文化は薄れつつあると言えますが、以上のような内容が、生活や人間模様の中から感じる、韓国と日本のエロス文化の違いのひとつです。

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コメント

안녕하세요. 우연히 검색하다가 들어오게되어 며칠간 거의 모든 포스트를 다 읽었습니다. 공감가는 부분도 많고, 기본적으로 비교문화에 관심이 많았는데 이렇게 보는 관점도 접할 수 있어 좋네요. 꾸준히 작성하시는 듯 한데 앞으로도 많은 생각들 올려주세요.

投稿: 멍군이누나 | 2009年1月11日 (日) 22時38分

처음 뵙겠습니다. 코멘트해주셔서 거맙습니다☆

한국분도 이 blog를 보고 있는 것을 알아서 놀았습니다. 내가 아직 한국문화의 모르는 부분이 많아서 여러 가지 연구하면서 쓰고 있습니다. 내가 느낀 한국생활을 일본사람에게 잘 소개할 수 있도록 열심히 할 거는 데요.

投稿: LOVE☆コリア | 2009年1月11日 (日) 23時11分

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