カテゴリー「韓国経済」の21件の記事

2009年3月13日 (金)

韓国経済 3月危機説は実現するのか?

 実体経済がじわじわと厳しさを増している韓国ですが、先日、「1ドル=1500ウォン」台を再び突破して、韓国社会の中での経済的な不安は、相当色濃くなっている感じです。

 いつものおきまりで、「1ドル=1500ウォン」台を突破した時点で、韓銀か政府などの為替介入があったらしく、現在は「1ドル=1400ウォン」台を保っていますが、かなり危機的状況が叫ばれているアメリカのドルに比べても、ウォンがかなり安いということから、楽観的な報道も多いですが、現実は厳しいという状況だと思います。

 10年前のIMF危機と違う点は、10年前の危機の際には韓国を始めとする、アジアのいくつかの国家だけが経済危機だったために、日本の支援などもあって、韓国は輸出を大幅にのばして危機を脱出したという感じだったのですが、今回は世界的な経済危機なので、輸出も伸び悩み、解決の糸口がなかなか見出せないという現状です。

 では、今回のテーマの3月危機説ですが、この危機説の出所は、韓国の日本に対する対外債務で、3月がその決算の所が多いため、返却が難しく韓国経済が崩壊するのではないか?というものらしいです。

 ただ、現実的には、日本が韓国に対して強行的に債務の返済を全て迫るというのは考えられにくく、また、日本への債務は全体の1割くらいなので、3月危機説は実現せず、デマで終わるだろう、というのが一般的な見解です。

 韓国政府が今行っている経済対策が成功すれば、今年の下期にはかなり経済は回復しているという予想らしいですが、結局世界経済が浮上しなければ、韓国経済は浮上しないという構造になっているので、あまり楽観視せず、韓国で生活する個人においては、資産を増やす努力や、新しい収入源の確保など、地道な対策をしていく必要があると感じさせられます。

※当ブログは個人的に情報収集を行ったものですので、正確な情報を掲載できるよう努力していますが、内容に関しての責任(またはこのブログの情報を元に行動した結果に対する責任)を取ることは出来ません。必ず事前の確認を元に、自己責任での行動をお願い致します。

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2009年1月 7日 (水)

韓国経済 年が明けて少し好調な様子

 国会での乱闘さわぎがあったりなど、なかなか波乱続きの韓国社会ですが、さまざまな矛盾点はありながらも、市場経済に関しては、最近少し好調な状態が続いています。

 

 一番大きな原因としては、外貨準備金がかなり余裕を持ってあることや、アメリカや日本とのスワップ協定などがあるために、経済破綻の可能性が無くなっていること、また、年末のドル決算が必要な、経済危機がささやかれた時期に、結構ウォン高のレートで乗り切ったことなどが良かったのではないか、と個人的には思います。

 

 朝鮮日報などの国内のメディアは本当に韓国がヤバイときにはヤバイとは報道せず、平常時には結構辛口な国内政治や経済に対する批判をする、というちょっと微妙なスタンスなのですが(根底では右翼的ということでしょうが…)、国内では政府の経済対応が遅すぎる等の批判はいろいろあるものの、韓国には辛いはずの海外のメディアの中で「韓国の国内の経済対応はうまくいっている!」と評価しているものもあって、韓国市場に対する信頼からか、株価・為替ともに最近は上昇を続けています。

 客観的に見てみると、かなりポイントポイントでは韓国政府はしっかりと経済対策をしていて、うまく立ち回っているなという印象を受けます。ただ、格差問題がひどい、という社会構造があるように、国民の上層部と一般大衆との間にかなりのへだたりがあって、教育水準の違いというか、持っている情報差からかというか、理由は良く分からないですが、大衆が方向性を見失ったまま、うまくコントロールされながら社会が成り立っている、という感じがします。 実際は完全には大衆はコントロールされていないのですが…

 今の韓国の国民の不満というのは相当なもので、物価高や就職難、借金苦や教育問題などいろいろあり、若い世代では海外への移住を考えている人も多いそうなので、なかなか新年から大変な状況です。 日本にいると日本の政治・経済力などは実感できないと思いますが、外国にいるとかなり驚異的なものと感じられ、その日本と比較すると韓国もかわいそうなのですが… (^_ ^ ;

 ところで、李明博(イ・ミョンバク)大統領は「グリーン・ニューディール」という、韓国版ニューディール政策を実行に移し始め、これは韓国の漢江と南の大河を運河でつないだり、4大河川の整備などをするという国家事業なのですが、ダムを建設したり、河川沿いに自転車道路を作ったりなど、少しレトロな感じもありますが(笑)、こちらも海外からの評価は低くはありません。 ちょっと希望を感じるニュースも出て来ています…

 浮き彫りになってきている問題は山ほどあるのですが、ひとつひとつをあいまいにせず改善の方向に持っていくことができれば、2年、3年後にはかなりの発展が韓国に訪れると感じるのですが、今年どのような政治・経済が行われるのか?これから注目せざるを得ません。

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2009年1月 2日 (金)

韓国経済 新年を迎えてどうか?

 混乱を続ける韓国経済ですが、昨年末の『12月30日3時の対ドルレートが対外借入金の返済の際の基準レートになる』という話は、結局、「1ドル=1250ウォン」台で決着が付き、アメリカからの支援でまかなったとは思いますが、韓国経済の底力を見せたという結果になりました。 対ドルレートを維持するために、50億ドル(4500億円くらい)使ったらしいですが… (^_ ^ ;

 しかし、新年が明けて為替介入が無くなった影響か、いきなりドルが高騰し、あっという間に「1ドル=1320ウォン」となり、さらに上昇の気配を見せています。

 

 実体経済の不安、政府の経済政策の空回り、国会での乱闘さわぎ、など、韓国経済に対する不安材料が多すぎるために、当然と言えば当然の動きだとは思いますが、特に実体経済に関しては、ニュースなどで具体的に失業者へのインタビューや特集などをしていたりするので、危機感がひしひしと伝わってきます(苦笑) その中でも世界的な不況を最も早く克服した!ということで日本の経済が評価されていて、韓国経済との比較の対象になりつつあります…

 「韓国で生活するための情報」ということをテーマにしているブログなので、そのことについても少し書きたいのですが、そのように難しい韓国経済のマクロ的な流れがあるのですが、その中で生活する個人として、どのように韓国経済を捉えていけば良いのか?ということを、いつも考えさせられます。

 まず、最初に認識しなければならないことは、これまでの輸出中心のウォン高体制とは違い、世界経済から見てもウォン安の状態になったために、これまでの経済のパラダイムから大きく(真反対に)転換した!ということです。

 特に、世界的にも円が強力にその強さを増したために、韓国と日本との関係の中でさまざまな変化がある訳ですが、その一つの現象として、韓国に訪れる日本人観光客の増加が挙げられると思います。

 日本から見れば円が強いということは、企業の海外進出のための1つの機会(Oppotunity)になるために、実際に韓国進出を考える日本企業も現れているようです。 ただ、韓国よりも魅力のある進出先は多いと感じるので、そういう面ではあまり大きな動きとは言えないと思います… (ー。-;

 どちらにしても、経済的な面から見て、日本から韓国に対するアプローチは確実に増えると思うので、その辺りの方面の日本人に対する需要は、これからどんどんと(少しか?)増えてくるのではないかと感じます。 日本人を顧客にした仕事などですね…

 

 結局思うことは、韓国で生活しているからといって日本人としてのアイデンティティーは無くなるものではなく、むしろそちらを洗練させていくほうが、韓国社会の中では有益な人になるかなということです。

 韓国社会は非常に人情的で、コネクション中心の所があるために、特に自分の意見を持たない日本人は土着化し易いと言える訳ですが、実際の韓国という国は非常に国際的なバランスの中で揺れ動きながら存在しているために、常に時代の流れを探り、自分自身のモチベーションを高める努力を失ってはいけない、と感じさせられます。

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2008年12月27日 (土)

韓国経済 静かに年末を迎える

 クリスマスも終わり、新しい年をどのように迎えようか?という雰囲気のこの頃ですが、最近の静かな動きを見せている韓国経済について、視点を当てて見たいと思います。

 韓国経済に対する来年の予測に対しては、先進国がマイナス成長を提示する中、韓国のニュースは1%~2%の希望的な展望を提示している所が多く、韓国経済が世界の景気の影響を受け易いので予測が付きにくい(希望的予測を出し易い…)、という点と、韓国経済は信頼を勝ち取ってなんぼのものなので、当たり前ですが、自国に対するマイナス的な評価を出す報道機関は韓国では少ないという感じです。

 しかし実際は、自動車、貿易、造船など、世界不況の影響の直撃をくらっている産業が多いことや、大卒の就職難や、個人のサブプライムの問題など不安材料は多く、まだ社会問題にまで発展していないので、表面には出てきていない(あまり報道しない…)ですが、たくさんの火種を抱えているとは思います。 実体経済の矛盾の問題は、来年の初めから上半期にいろいろ出て、市場に影響を与えると予想されています…

 KOSPI(韓国経済株価指数)などの経済の数字は、アメリカ、韓国などで行われている経済対策の影響や、スワップ協定などによって国家破綻の危機を脱したこともあって少し上昇し、同時に対ドルレートも一時は「1ドル=1500ウォン」台まで行きましたが、現在は下降状態にあります。

 韓国の年末においての最大の焦点は、30日の午後3時の対ドルレートで、韓国の外国資本の借入金の返済額が決定されることだと思います。

 韓国の専門家は「1ドル=1200ウォン」台で決定されるのではないかと見ていますが、26日の終わり値が「1ドル=1301ウォン」で、来週の29日と30日のレートの動きに相当な注目が集まっています。

 明らかにレートは下がるだろうという予測はできるのですが、ヘッジファンドなどの攻撃も相当あると思われ、表面からは見えないですが、水面下では熾烈な戦いが行われていく、年末の韓国経済だと推測できます。

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2008年12月20日 (土)

韓国経済危機の構造

 最近はKOSPI(韓国経済株価指数)が、じわしわと上昇を続けていることや、ドルのレートも「1ドル=1200ウォン」台まで下がって来た事から、少し落ち着いてきた感じがしますが、なぜ韓国経済に危機が起こりやすいのか?について少し考えてみたいと思います。 個人的な意見なので、不足な部分は多いと感じますが…

 韓国経済の問題として、「市場の規模が小さい」ということが、まず最初に挙げられると思います。日本の人口が1億3000万人、韓国の人口が6000万人くらいで人口差が倍近くあることと、そもそも経済基盤の次元も違うこともあって、韓国市場は投資家たちのターゲットになりやすい訳です。

 海外投資家の中でも特にヘッジファンドなどに目を付けられると危険で、97年のアジア通貨危機のきっかけとなったタイの経済破綻も、ヘッジファンドの攻撃が原因の一つであると言われています。

 ヘッジファンドとは、富裕層から私募によって資金を集め、ファンドによって絶対利益を追求する投資形態ですが、韓国は、短期の資金借入で企業運営をまかなうというスタイルなので、決算期にドル不足が起こるという問題や、極端な輸出依存の経済のため、国際情勢に支配されるなどの欠点があることから、そういった矛盾点をヘッジファンドに突かれやすいということです。

 また、今回のようにウォンの暴落が起こった際に、韓国の自国の力ではレートを戻すことができないために、国際的な協力(スワップ協定など)などを求めるほかは無く、政府の市場介入のタイミングなど計算しやすい、ということもあるようです。 今回もアメリカがスワップを発動させてくれるまでは、ヘッジは大儲けだったと思います…

 話はズレますが、そういう市場規模の拡大のためにどうすれば良いか?ということになりますが、究極的には南北が統一されることが、やはり最も合理的だということになります。北朝鮮の2000万人近くの人口を受け入れた時点で、韓国の経済が崩壊するのではないか?という問題もありますが、統一ドイツのようになれれば理想的なのでしょう。 飛躍的な理想論ではありますが… (ー。-;

 現在の市場の回復は一時的で、実体経済の不況が現実化する来年の初めにもう一度市場の下落があり、来年の後期あたりには企業の末端にまで資金が回り始め、景気が多少回復するのではないかというのが、最近の韓国経済に対する一般論のようです。

 韓国人は日本人に比べると趣味があまり無い人が多く、つまり仕事に対しても「こだわり」の世界が足らず、職人的な人が少ないことが、産業が発達しない原因の一つではないかと感じさせられます。 キムチに関してはいろいろ細かいですが…

 教育ブームの影響でモチベーションの高い若い年齢層は増えているのですが、それを受け入れて実体経済を発展させることができる受け皿が、今の韓国経済に存在しないことが、かなり深刻な社会問題となっている最近の現状です。

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2008年12月12日 (金)

韓国経済 崩壊の危機は去った様子…

 一進一退を続ける韓国経済ですが、いろいろと「12月危機説」や「3月危機説」など出ていたものの、国家破産からIMF管理下という最悪のシナリオは、ひとまず回避されたという感があります。

 その決め手となったのが、日本との通貨スワップを300億ドルへ拡大したことで、韓国企業などが持つ外貨での借入金の返済額が、韓国の外貨準備金を上回り、韓国経済が破綻するのではないか?という懸念が、これでかなり解消されたという様子です。

 そのことが発表された昨日は、株価、レートともに急上昇をして、オバマ大統領も「日本の経営方針を学べ!」と最近語っているようですが、あらためて日本経済の持つ安定感と、国際的な信頼度を実感させられました。   オバマ政権はかなり日本通(親日)の人選をホワイトハウスで行っていて、かなり日本を意識していますね…

 

 また、中国とのスワップ額も拡大でまとまる様子で、それが13日に福岡で行われる韓中日の首脳会談で公式発表される予定なので、韓国経済に対する信頼度の回復が、市場に良い影響を与えるだろうと、個人的に分析しています。

 崩壊の危機はかなり少なくなったと感じますが、しかし、現実的な経済構造の問題や市場の冷え込みの問題は解決されていないため、今日のアメリカでの自動車ビック3の救済案が否決された影響をまともに受けて、昨日上がった株価とレートが、今日はまた急落していました… (ー。-; ハ~

 

 韓国に住んでみて感じるのは収入額と物価高とのアンバランスですが、外交的な努力もさることながら、実体経済の改善や修復がどれだけなされるのか?という所に、もっと焦点を当てていって欲しいと感じさせられます。

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2008年12月 7日 (日)

韓国経済 円レートが過去最高値

 韓国のウォンに対する円レートがじりじりと上昇を続けていましたが、遂に一時「100円=1600ウォン」を超え、5日の終わり値が「100円=1598.07ウォン」ということで、過去再安値を記録しました。

 ドルのほうは、「1ドル=1475.5ウォン」ということで、円に比べるとまだレート上昇が抑えられている感がありますが、その原因としては、ドルが国際貿易での基本通貨で第一優先しなければならないことや、スワップ協定などを利用して低レートでのドルとウォンの交換が可能であるからだと思われます。

 問題なのは円とウォンとの関係ですが、日本からの韓国援助のための協定があまりないため、韓国銀行が円のレートを下げようとするならば、ドルで円を買って、その円を使ってウォンを買うことでレート調整するしか無く、とてもそこまでする余力が今の韓国には無いため、円レートは放置状態のまま、現在の状態になっていると、個人的には分析しています。

 ここからが主張したい内容ですが、韓国内の日本人の数は2万人を越えると言われていて、韓国社会の中でも徐々にではありますが、日本文化に対する自由化が進み、韓国で生活する日本人の数は、これからますます増えると予想されています。

 また、日本の韓国に対する輸出額は数兆円に及び、極端な円高は輸出不振を生んで、結局は回りまわって、日本の経済にも悪影響を与えるのではないでしょうか?

 社会構造や経済構造、企業倫理などの問題から、政府の行っている経済対策が空回りをしている感じがあり、韓国の儒教を中心とした社会風潮からも、大規模な人員削減や構造改革などの合理化にも踏み切れないという、難しい所が韓国社会には多々存在します。

 韓国の反日感情の原因として、小学校からの極端な歴史教育の背景があり、それは国民の努力ではどうにもならず、無意識的にそういう感情が根付いてしまう訳なので、最近いろいろと竹島問題など反日的な行動や運動が多いこともありましたが、隣国の危機ということで、積極的な日本の援助を期待する今日この頃です。

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2008年12月 4日 (木)

韓国経済 変わらずレート高い

 あいかわらずのウォン安が続く韓国経済ですが、最近の動向について、また分析してみたいと思います。

 以前に「9月危機説」という経済危機説が韓国に有名になっていましたが、韓国の決算期にあたる12月や、日本の決算期にあたる3月に韓国経済に危機が起こるのではないかという、「12月危機説」や「3月危機説」が韓国のインターネットなどで出回り始めています。

 政府としては「そういう経済危機説を作って、国民の不信感を高めてはいけない!」とは言っているものの、危機説自体には根拠はあるかなと感じさせられます。ただ、「9月危機説」自体も、経済は悪化したものの結局は当たらなかった訳なので、外国人が考えるほど韓国経済は脆弱ではないかな、というのが個人の感想です。

 現在の韓国の問題は「ドル」や「円」の収集能力が無いことで、2000億近くの外貨準備金があるという割には、ウォン価を上げるために使えるお金は少ないということや、既にアメリカとのスワップ協定のお金を使い始めている(それでもレートを戻せない…)という所に、ドル不足の韓国の現状が現れていると思います。

 海外からの企業の外貨借入の問題や、不動産バブルの問題、世界的な購買力低下による輸出産業への打撃など、なかなか不安材料が多く、他のアジアの国々と同様に株価が上がらないという困難な現状もありますが、やはり、どれだけアメリカ、日本、中国との関係を改善して、現状は為替援助に頼りながら、産業の根本的問題に改善の気配を見せていくことができるかが、韓国経済の信頼を取り戻すための基本的な方法論だと思わされます。

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2008年11月25日 (火)

韓国経済 これから浮くかどうか?

 「1ドル=1500ウォン」を越える日が多くなり、なかなか下火が続く韓国経済ですが、今後の動向について、また考えてみたいと思います。

 ここ数日の「KOSPI(韓国経済株価指数)」や為替レートの動きを見ると、「KOSPI」は「1000台」、為替レートは「1ドル=1500ウォン」、「100円=1500ウォン」以下にしようと、韓国銀行などがボーダーラインにしているのでないかと感じます。

 アメリカや中国などの、国内への財政支援案など、輸出国家である韓国にとって有利になる要因はいくつかあったのですが、逆に、北朝鮮との関係悪化(南北鉄道の停止など)や韓国経済に対する不信感をぬぐい取れず、徐々に経済が後退している雰囲気があります。  実際は経済自体ではなく、韓国経済に対する信頼なのですが… (ー。-;

 日本と韓国の違いは、日本は自国の通貨、つまり「円」が強烈に国際的に強いため、自国の貨幣に対する価値観が変わらないのですが、韓国は一度IMF危機などを通して自国の貨幣の価値がなくなる(まあ、極端に下がっただけですが…)ことを体験しているため、いよいよとなるとウォンではなくて、ドルや円を確保しようという動きに、企業はもちろん、一般市民も駆り立てられる可能性があるということです。  そういう風潮になると危ないらしいです…

 

 ウォン高だった時にはそうした感はなかったのですが、ここまでウォン安が続くと、ウォン自体が国家間の貿易には使用できないために、国内のドルの不足に政府は頭を痛めていると感じます。

 これからの展望ですが、企業の決算などをしなければならない年末が、ドル不足から危機が起こるのではないかという予想もありますが、アメリカや中国・日本と結んだスワップ協定があるため、破綻まではさすがにいかないだろうと(個人的には)楽観視しています。

 また、韓国経済が国際関係に敏感なために、大国からの援助が正式に決まれば信頼を取り戻しやすいという面もあるので、政府が大きく交渉を誤らなければ、なんとか乗り切れるのではないかとも感じます。

 「政府は市場介入はしない!」と、李明博大統領は何かのインタビューで答えたそうですが、そうなるとますます政府の外交や内政に対する手腕が問われることになるということです。

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2008年11月20日 (木)

韓国経済…  これからか?

 円高で韓国に訪れる日本人が急増しつつあるこの頃ですが、韓国国内では輸出関係企業を中心に、不況の雰囲気がじわじわと高まって来ています。 (ー。-; ハ~

 今日のソウル外為市場では、対ドルのウォン相場が急落し、一時「1ドル=1500ウォン」を記録しました。

 政府か韓国銀行の介入があってか、最後は「1ドル=1497ウォン」で終了しましたが、アジア圏で株売りが進み、特に輸出中心の韓国への影響が大きく、それに比例してウォン安が進んだという感じです。 

 ウォン安は輸出には有利ですが、材料を輸入に依存しているので、その負荷が半端ではないという問題があり、韓国の産業構造の欠陥が浮き彫りになっている状況です。

 

 また、韓国の市場は外国人投資家から金融投資に使われ易い、という特徴があり、投資家からの攻撃や影響を受け易いことも、KOSPIや為替レートの変動の大きさの原因になっていると感じます。

 今回の経済危機を通して、韓国の産業構造の課題が明確になった所も多いと思うので、個人的にはこの危機を越えたならば、韓国のいっそうの発展があるのではないか?と感じています。  ちょっと希望的な推測すぎるでしょうか…?

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